Exhibition
ほりたみわ展
「いぬとかみさま DOG&GOD」
2024/12/7(土) 〜 1/13 (月・祝)
■会期
2024年12月7日(土)〜2025年1月13日(月・祝)
13〜18時
■休み
火曜・水曜・木曜(12/28~1/9休廊)
■会場
art cocoonみらい
長野県千曲市土口378-1
■入場
無料(予約不要)
■オープニングアーティストトーク
「ほりたさんとかみさまについて語り合おう」
※あなたのご縁のあるかみさまからのひと言リーディングやります!
12/7 (土)15時〜16時 定員20名(要予約) 参加料1,000
※長野インターネット放送局によるドキュメント番組
■音楽・ダンスパフォーマンス
「SOUND&DANCEライブ」
出演:中島水(音楽)/鈴木彩華(ダンス)
※展覧会イメージに合わせたパフォーマンスを行います。
1/12 (日)15時〜16時
定員20名(要予約)
参加料1,000円
ほりたみわによるレポート
【いぬとかみさま】「世界2」が完成した日 【SOUND&DANCE LIVE】
■1/13 ギャラリートーク(youtube配信) 一回目、二回目
■出品作品のwebshop
■冨田実布による展覧会レポート
■ほりたみわによるテキスト
・細部を見てほしい《排熱日記》11
・ギャラリーという魔法、そして音楽と踊り《排熱日記》12
・「世界2」が生まれるまで《排熱日記》13
・【いぬとかみさま】「世界2」が完成した日 【SOUND&DANCE LIVE】
■長野インターネット放送局番組 アーティストトーク
■開催概要
昨年9月にart cocoonみらいで開催され、日本人にとってあまりなじみのないにもかかわらず、描かれた数々のインドのかみさまのかわいらしさ、愛らしさ、親しみやすさでたいへん好評を博したほりたみわのアーティストデビュー展「かわいいインドのかみさま」に続く、かみさま第二弾「いぬとかみさま」。七福神、 インドのかみさま、キリスト、天使、ギリシャ神話の神々、龍、獅子なども登場する予定です。
本展では、ほりたみわが運命に導かれたように出会い、こどもの日にお迎えした狆(ちん)の仔犬、ちまきとの暮らしの中で、思いが深まっていった自分自身とかみさまとの関係を描いています。
前回は15x20cm大の額装作品が主でしたが、今回は大型のB1サイズ(728mm×1030mm)の作品「いぬとかみさま 世界」「いぬとかみさま 本」とともに、八角形のパネルなども用いて、新しい試みに挑戦。さらなるかわいらしさの追求に、精妙な絵肌の表現も加わり、かみさまとの対話が描かれます。
ほりたみわの展覧会への思いは「この展示を通して、みなさまにご自身のかみさまやほとけさまとのつながりを感じ、心があたたかくなる瞬間を見つけてもらえたら嬉しい。」です。
さらに、展覧会関連イベントとして、初日12/7にはほりたみわが来場者とかみさまについて語り合うアーティストトークを開催します。また2025年1/12には、サウンドアーティスト、中島水、ダンスアーティスト、鈴木彩華により、この展覧会のイメージを音楽とダンスで表現するパフォーマンスも予定しています。
art cocoonみらい ディレクター 上沢かおり
左:「いぬとかみさま 世界」 B1(728mm×1030mm)パネル、漆喰、アクリル、塗料 2024
右:「いぬとかみさま 世界」上記の部分
左「いぬとかみさま ナラシンハ」12.5×23cmベニヤ、漆喰、アクリル絵の具 2024
右「いぬとかみさま クリシュナのお口」 6×12.5cm胴縁、漆喰、アクリル絵の具 2024
「いぬとかみさま ガネーシャ」24.5×22cmベニヤ、漆喰、アクリル絵の具 2024
「いぬとかみさま 恵比寿さま」18×18cm(八角形)タモ材、漆喰、アクリ ル絵の具 2024
■ほりた みわ HORITA Miwa
Instagram:https://www.instagram.com/horitamiwa/?hl=ja
1975年岡山県岡山市生まれ。東京造形大学(デザインⅠ類)卒業。デザイン事務所、ゲーム会社等を経て現在フリー。イラストレーターとして様々な媒体で仕事をするかたわら、子供のころから親しんできた神様をテーマとしたグッズ制作も行い、2023年art cocoonみらいでの斉藤裕之師匠との運命的な出会いにより、漆喰に、アクリル絵の具や岩絵具で神様を描く作品制作に入る。
●主な展示等
2009年【トークショー】「ほりたみわ トークショー in shop btf」shop btf (東京・勝どき)
2012年【個展】「ほりたみわマンガ展」ぽたカフェ(東京・高円寺)
2013年【個展】「ゲリラコテン2013」カフェゼノン(東京・吉祥寺)
2017年【熊手とパーカー】「手塚治虫キャラクター七福神」手塚治虫文化祭〜キチムシ17 リベストギャラリー創(東京・吉祥寺)
2017年【個展】「いのりのかたち」カフェゼノン(東京・吉祥寺)
2018年【企画と熊手】「クリエイター酉の市」大怪店(東京・阿佐ヶ谷)
2019年【個展】「ほりたみわのキャラクターワークス」cafe Home Grown(富山・小矢部)
2019年【企画と熊手】「クリエイター酉の市と神仏展」大怪店(東京・高円寺)2021年【熊手とパーカー】「鉄腕アトム七福神」手塚治虫文化祭スピンオフ〜キチムシ・アトムズ リベストギャラリー創(東京・吉祥寺)
2023年【個展】ほりたみわ展 「かわいいインドのかみさま Kawaii Hindu Gods&Goddess」(長野・art cocoonみらい)
2024年【グループ展】art cocoonみらいオープン1周年記念「apricot season ‘24」(長野・art cocoonみらい)
■展覧会コンセプト
かみさまってどんなかたち?
どんなにおいがするんだろう?
かみさまって……一体何なんでしょう?
かみさまって形もにおいもわからない。だけどふとした瞬間に「神」の存在を感じることがあるのではないでしょうか。
美しい自然の姿や大切な人との出会い。わたしたちの人生には奇跡が満ちています。
古今東西、さまざまなかみさまやほとけさまが描かれ、彫刻に刻まれてきました。それぞれの文化や生活に溶け込んだその姿は、時にわたしたちの日常の中にふと顔を覗かせます。
「いぬとかみさま」は自分自身とかみさまとの関係を描きました。
こどもの日にお迎えした狆の仔犬、ちまきとの最初の瞬間は、運命に導かれたようでした。
その小さなふわふわに触れた瞬間、他の仔犬にはなかった、ふしぎなぬくもりというか、言葉では表せない何かを感じました。
ちまきと暮らしていく中で、ちまきはいつでもまっすぐな愛と信頼で接してくれました。
ちまきの愛と信頼によって、インドの聖典「バガヴァッド・ギーター」に書いてあった「私に意と知性を捧げ、私を信愛するヨーギン、彼は私にとって愛しい。(BG12-14)」の意味がわかったような気がしました。
わたしたち人間もかみさまと向き合う心がちまきのように純粋であることで、人はもっと深いしあわせと心の平安を得ることができる。
純粋な愛を注ぎ、信頼を寄せ合うことが、かみさまとのつながりを感じさせてくれるものだと気づきました。
この展示を通して、あなた自身のかみさまやほとけさまとのつながりを感じ、心があたたかくなる瞬間を見つけてもらえたら嬉しいです。
※『神様』ではなく『かみさま』という表記なのは、畏怖の念だけでなく、わたしたちの日常に寄り添う身近で温かな存在として感じられるようにという思いからです。
ほりた みわ